神異賦208頭は大、額も大なる相と声は粗、骨も粗なる相の話し

『頭は大、額も大なるは、終に刑夫を主どる』 頭が大きい女性も、額が広い女性も、夫を刑します。 女性の話しですね 刑夫ケイフとは、夫に逆らったり、夫をやっつけたり、或は夫の運命を傷つけたりする事です 此れも後家相のひとつで、夫が病気になったり、事故でしんでしまうことも有るくらいです 顔の三停でいう上停から上の頭が目に付いて大きいか、額が抜け上がって濶いか広くて飛び出ているオデコに成っているか等、これの内どれかひとつでも有れば刑夫です。 頭部が大きいとか額が広いというのは、男の相ですから陽と陽がぶつかって噛み合いません 所謂、後家相です 女性を鑑定する際に男面であるか観るのですが(どれだけ男性度が有るか)此の男性度が強いほど後家相になります 

『声は粗、骨も粗なるは、竟に孀婦となるなり』 声が粗い女性も、未亡人になります。 声がかすれたり、濁っていたり、ダミ声であったり荒々しかったり、暗かったりするのを、声粗ソと言います。 骨の粗の方は、骨格の釣り合いが崩れていて人相が粗雑な事を言っています 骨格が粗雑な人は、見た目も如何にも苦労しそうな相しとりますし、貧乏で年が行ってもゆっくり楽出来ない人です 孀婦ソウフは未亡人の事で、声が粗で骨格も粗の此の女性は竟には(結局は)未亡人になると言うておるのです。声に癖が有る(声粗)女性は結婚運に障り有ります そこへ骨格の粗が加わるのですから、結婚は一度では治まらんでしょう