神異賦238三山の光潤なる相と四涜の清明なる相のこと

『三山の光潤なるは、万頃の規模有り』 額と両顴骨が明るくて潤いが有る人は、大きく発展します。 三山とは、五岳の内の三つの山の事です 南岳・東岳・西岳だ 要は額と両方の顴骨である。 此処が高さも有って、肉付きも立派、血色も良くて冴えている人を言っています。 光潤は、形も良くて明るく冴えて潤いが有る事ですね 此の相の人は、やる事も大きくスケールも大きいのです 其れだけの成功もする人である。 血色も悪く、両の顴骨低いのでは、社会との関係も塞がり、威も有りませんから成功など夢のまた夢となりましょう

『四涜の清明なるは、終生の福気あり』 四涜が綺麗な人は、一生の福分が有ります。 四涜シトウとは、中国の四つの大きい河の事ですね 江・河・淮・済です 四涜を人相に配当すると、耳・眼・鼻・口となり、何処も水気を含みます。 四涜は汚れやすく汚くなりやすいのですが、此処が綺麗で清くて明るい人は福運が一生ついて回ると言うておるのです 清明は、血色も形も良い事である。 此の四涜に黒い気色が現れると水難の相ですから注意が必要です 亦た、四涜が濁っている人は不徳を積んでいる相である