神異賦251骨粗にして髪の重き相と体細く身軽き相のこと

『骨粗にして髪の重きは、何ぞ曾て一銭を乗し得ん』 骨格が粗で、髪が重々しい人は、一文無しである。 骨格粗は、骨格人相が粗雑の意でその上、髪の毛が黒くて多くて重々しい人の事を言っています。額が狭くて生え際が暑苦しい人です 此の人は、貧乏で一文無しだと言うておるのです 此の相の人は何で一銭も残す事が出来ようかという事ですね 骨格粗はいけません 貧相の貧乏です 骨格粗は運命も苦労多い相で、中々楽出来ません 此の反対は、骨格立派や皮膚が滑らかで潤い有る相の事で此方は豊かで、足る良い暮らしが出来る相ですね

『体細く身軽きは、那んぞ片瓦の停留を見ん』 身体が細くて軽々しい人も、貧相である。 体が細くて痩せ型で、見た目も動きも何となく軽々しい人を言っておるのです 此の人は、軽々しいだけでなく、寂しくて頼りなくみえます。 此の人は、貧乏で瓦のかけらも持っていないと言うておるのです 瓦のかけらも持っていないというのは、本当に貧乏で何も無い人のことを言いうております 本当に貧乏な人です  何でも陰陽で観ていきますから、反対のお金持ちの相も知っておかねばなりません 富者自然に体厚しと言って、顔・身体は肉付き良く、身体が厚いのです ゆったりとして、雰囲気もどこか余裕が有ります 此の人は見た目も軽々しいという事は無く、動きも軽々しく有りません 貧乏の相とは逆ですな 人相は、見たままですから其のまま判断すれば良いのですよ