『骨格も神も整はざるは、貧と夭と両つながら中る』 骨格も神気もしっかりしていない人は、貧乏で若死に致します。 骨格も神気も両方とも整っていない人の事を言っています 此処で言うトトノウとは、集まって引き締まった様子です トトノハザルは力無くふやけて弱々しい事である。 此の形も神も弱々しい人は、貧乏と若死にのふたつとも的中すると言うておるのです 形整はずとは人相が不釣り合いであるとか、骨格粗や皮膚の粗、星辰に失陥あり等の事で、骨格にか虧くる有りの相は破敗の相で皆な貧乏の相です 神気が整はないのは、神も気もしっかりしていない事です 神も気も其の人全体の生命力ですから、生命力弱くしっかりしていないのです。 眼がボンヤリしていたり、ボーッとしていたりでは、いけません 両目に神無くば、縦い鼻梁高くとも齢亦た迫るという事になってしまいましょう
『筋も骨も藏るゝ莫きは、懦と愚と双つながら得ん』 浮き筋と骨が現れている人は、懦弱で愚かである。 本来は、血管や骨は肉の下に藏れているものですが、静脈や浮いた肉筋などの浮き筋がブクブクと出ていたり、骨がゴツゴツみえている人がおります 本来、藏れていなければいけない筋や骨が藏れていないという事です。 眼に付くほどに、筋や骨が出ている人を言っています 此の人は、懦弱で愚かだと言うておるのです。 懦ダは、弱いとか臆病の意 愚グは、鈍いとかのろいなどの意