神異賦266五行の交加する相

『五行の交加するは、各品あり小畜す』 いくつか五行の交加する(交わる)人は、個々の五行の意味合いが出て来ます。 とどのつまりを言ってしまえば、色々と五行が混ざって訳の分からない相の人は発達しないという事です。 例えば、木形にピタリと当て嵌まる人を、木局モクキョクの相と言いますね 他の五行が混ざっていない人の事です 此の人は格に入ると言いまして、大発達する相です。 他の五行も同じ事で、交じりっ気無しの火局・土局・金局・水局の各局に当て嵌まる人は大発達するのです 大抵の人の相は、木形と金形が交じったり、水形と土形が交ったりという感じで色々と交ざっています。 此れを五行の交加と言っています 五行の交加する人を観る時は、先ず、五行の主体を見抜き判断します 其れに何形が交ざって加わっているかを観る訳です しかし、五行が色々と交って訳判らん相の者は発達せんから取っても仕方ない(観ても仕方ないから鑑定の判断としては特に取り上げない) 各局、交じりっ気無しの人はなかなか居りませんが、たまには観ます 此の人は大変良い相です