神異賦266火形の士は、焦烈にして多筋

『火形の士は、焦烈にして多筋』 火形の人は、焦心で烈しく、筋骨が目立つ。 火形は、火が勢いよく燃える形である 焦烈ショウレツは、其の性分がイラレて烈(激)しいという事です 多筋は、筋肉が引き締まって筋骨張った体付きの事を言います。 火形の人は、背丈高めで筋骨逞しく引き締まり、色は赤みがさし、気性は激しくて短気です 形は△ 火形の声は、強くて遥かに通るのは吉、 散乱するは凶。 火色にして鳶肩、馬周は三十にして唐帝に遭ふ の馬周が火形です 火形の人は、早く出世して潔くサッと引く訳だ 鳶肩エンケンは怒り肩のことで、火形の人の大抵は此の鳶肩です (南北相法より・火形の相は、肉薄くして骨立つが如し、その形騒がしくて鋭きなり。 これ自ずから火の理あり。 是を火形の相と定む 火形の相は、物事を破る、又人をむさぼる意あり、又善事ありとも意に足らず、故に悦ぶ事少なし、又物事破れに逢ふときは大に悔やむ。) 火形の相は、肉付き薄く、骨が出張って見えるので、その姿は落ち着かなく鋭い感じである これは自ずから火の理と通ずるので、火形の相と定める。 火形の相は、物事を破る また人を貪る 善事有るとも心に足らず(満足しない) 故に喜ぶ事すくなし 物事の破れに逢う時は大いに悔やむ 火形の人は、色赤紅、足大にして上に尖りて高く、筋浮き骨立ち燃ゆるやうな趣に見える 焦烈多筋で、其の性は焦心烈しく筋立つ。 言語少しの怒気を含む、烈はまた裂、其の形◇