神異賦308眼若し桃花光焔の如く相と面灰土塵朦の如き相の事

『眼若し桃花光焔の如くば、但だ酒色歓娯を図るのみ』 桃花眼の人は、ただ酒色歓娯のことばかり考えている。 桃花眼トウカガンとは、目の回りがポーッと桃色で、眼光にも怪しい色気があります 大抵は、顔全体もうっすらと桃色ですが、此方は桃花顔トウカガンと言います。 ホストや、遊びほうけている若者に多い相ですね 此の桃花眼の人は、酒色と歓喜と娯楽のことばかり考えていると言うておるのです。 神に桃花を帯びると言うのも同じ事である 何れにしても児を授かること遅しは共通事項です お坊さんで此の相があれば、『破壊僧』の代表です  桃花眼にしても桃花顔にしても、男女共に若々しく、ゾクッとする色気が有ります。 男女共に、惑わされて問題起さんように  たのむぞ 

『面灰土塵朦の如きは、定めて家財の破敗あるを主どる』 顔に潤いが無く、汚れたように暗い人は、破敗があります。 灰土塵朦カイドジンモウとは、灰や土や塵を付けた様にボーッと暗い様子を言います。 朦は暗くておぼろな様子だ はっきりしない様子。 血色でもあるのですが、気色ですと煙のようにボーッと何となく顔が暗いのです  此の人は、家財・全財産を無くす様な失敗やそういう出来事が有ると言うておるのです。 本人の失敗は勿論の事、火事や災難、病気・事故に遭うことも有りますから注意しないといけません 此の相は一文無しになる相です  人相鑑定で、先ずパッと観て、潤いが無い顔しとるのは停滞運です 只だ潤いが無いと言うだけでなく、どの様に潤いが無い相なのかを見分ける事です