神異賦51黄気高広より発するは・黒色の三陽に横たわる話

『黄気高広より発するは、旬日のうち必定転官あるべし』 高広から明るく美しい気色が下がると、近いうちに必ず吉い事があります。 高広という部位は額の生え際通りに有るのですが、天中と辺地の間辺りにあります。 此の高広に明るく冴えた気色が現れますと、近いうちに必ず昇進・昇給・大儲けの話等の吉報が有ります 高広という部位は、思いがけない吉凶が現れる所なのです 良い色であれば当然、良い事が有りますし、濁った潤いの無い色であれば当然、悪い事が起こります。 生え際通りは、神仏・先祖・思いもよらない事が現れる部位であります

『黒色の三陽に横たはるは、半年須らく損寿を防ぐべし』 黒い気色が三陰三陽に横たわる者は、半年位の内に命が危ない。 黒色が三陰三陽に横たわるのは死相のひとつですから注意です 三陰三陽とは眼の事です 黒い気色が左右の目の通りを横に走る相である 霧がかかった様に棚引きます。 此の人は半年以内に命に拘わる事が有るから、よろしく防ぎなさいと言っておるのです 事件・事故・急病など、原因は色々で中々難しいのですが、防ぐべしといってます