神異賦55額尖り耳の・顴露にして声の雄なる話

『額尖り耳の反れるは、三嫁すと雖も而かも未だ休まず』 オデコで耳が反っている女性は、三回嫁いでも止まらない。 目に付くくらい額が出ていてその上、耳が反り返って内側が飛び出している女性は三回嫁に行っても落ち着くまいということです。 此の相の人は大体ハッキリした性分でズケズケものを言います 眼がクリッとした人が多いようです ズケズケものをいうのでは、夫は休まる時が有りません 男も女も互いに少しは気を使う心遣いが無いと無いとダメに決まってます 

『顴露にして声の雄なるは、縦ひ七夫に之くとも了らず』 顴骨が飛び出して声が勇ましく大きい女性は、七回嫁いでも終わりはしない。 顴骨は頬骨のことで、此処の骨が目立って前に出っ張っていて、声が強くて大きい女性は例え七回嫁いでも終わるまいというております。 大体にして、声が強くて大きいなどは男面の女性であるし、顴骨が前に飛び出てる相は押し出しが強すぎるのです 男面で顴骨飛び出てるなどふたつ揃う女性なんて最悪ですよ 安らぎなど無いですから付き合いきれません