神異賦62面大にして鼻の小と鼻痩せ面の肥える事

『面大にして鼻の小なるは、一生常に自ら艱辛あり』 顔が大きい割に鼻の小さい人は、発展せずに一生苦労します。 此処でいう鼻が小さいというのは、長さ・高さ・肉付き共に一見して、小作りな鼻をいいます 大体にして、鼻が小さいというのは自我も弱く、発達しません。自分という場合に自然に鼻を指す様に、鼻は顔の中央に有り自我を代表します また、鼻は財を観る急所ですから此処が小さい・弱いのでは財運も有りません 鼻の梁高いのは、長生きの相ですが、死ぬと鼻に力が亡くなり、グニャリと曲がります

『鼻痩せ面の肥えたるは、半世の財終には耗散せむ』 鼻が痩せてるのに顔が肥えている人も、財運が無い人です。 此処では、鼻が骨張って痩せている事が問題です 鼻が高ければ自我の強さも有りましょうが、鼻に肉無く骨張って痩せていたり、弱々しくて、色が悪い人は健康に要注意となります 頑張りも利きませんし、鼻が貧弱では財運弱く、結局は貧乏するということです 面中小人形の法で鼻は、胴体・五臓六腑に当たる故、鼻が弱いのは内臓始め体が弱いという事になります