神異賦87明中に滞あると滞中に明ある事

『明中に滞あれば、吉も反りて凶なり』 美色の内に滞色が有ると吉事もつかの間で、凶に変わります。 先ず一つ目は、美色の皮下に滞色が有る場合です 此の場合、下の滞色が次は表に出て来ますから、今は好くてもやがて凶に変わります。 もう一つは、ドーナツの様に、美色の真ん中位に滞色が有る場合です 大抵は中の色が段々広がって行くのです 此処では、外側の美色が弱くて中の滞色が勝って行くと、吉も凶に変わるといっておるのです 

『滞中に明あれば、憂いも喜びに変ず』 滞中の中に美色が有れば、凶から吉に変わります。 今度は逆の事で、滞色の下に美色が有っても、滞色の真ん中に美色が有っても次は吉に変わります 吉に変わるとは、今現在の苦しい状況が好転し喜びに変わるという意味です。 大体、表に現れている色は皮膚の下から上がってくる色と混ざり汚く見えるのですが、上の色がどくと綺麗な美色が現れるということですね。 ドーナツ型は真ん中の美色が広がって行くという訳です