神異賦91気色に滞り有ると部位に虧くる無いこと

『気色に滞り有れば、終歳凶屯なり』 気色が滞っている内は、何時まで経っても運が開けません。 顔の気色が暗く濁っている内は(滞気運)一生でも運が滞ったままです 相が変わらない内は、ずうっと其のままの運命という事です。 顔の気色が明るくなって、潤いが出るに従って運が開いてきます 人相が滞れば運も滞り、人相が開けば運も開きます。 天が曇れば、人相も曇る、天が曇り雲行き怪しく成れば、顔の色も悪くなって来ます 天気悪く、雨が降れば人相も同じく変化します。 悪天候が去って、雨が上がり天が晴れれば人相も明るく晴れて来ます。 南北先生は人相は自然になぞらえるというておられます 全くその通りだと思います 運命鑑定はそうやって観るものである

『部位に虧くる無きは、一生平穏なり』 人相に欠点が無い人は、一生が平穏無事という事です。 此処でいう部位は顔全体の部位の事です 三停平等の相の様に良く整ってる人は、一生が順調に行くと言うておるのです。 三停平等なるは一生衣禄に虧くること無しですから、一生、衣食住には困らないし、暮らしも順調であるという事です。 反対に、星辰に失陥あるは、隔宿の儲糧無く、部位の偏虧せるは、終身の労苦有り といって、部位に虧くる有りの相は貧乏や一生苦労するといっています 街頭運命鑑定実践鑑定では先ず、此の三停平等であるか、五岳朝帰であるかを最初に観るのですから、吉の運命か凶の運命か判断の分岐点にもなります