『血色の華やかならざるは、遂ぐること少なく愁い多し』 顔色が悪い人は、成就する事が少なくて愁いが多い人である。 血色は顔色も手相も含むのです 血色の華やかならざるとは、顔色が暗くて潤いが莫い滞色の相の事を言います。 此の相の人は、物事が成就し難くて、憂い事が多いと言っておるのです 運気低迷で、失敗ばかりの人ですね。 此の停滞色は大概、生まれつきの固定色・固有色ですが、一応皮膚の奥の色も観ておきます 一見して暗く見えても、潤いが有り暫時色が晴れて来る様な勢いが有れば、開運も近そうです 観れば見るほど見さめる様な潤いが無くて暗い色ではいけません。 こんな色では、病気や大失敗して大変な苦労をする事になりましょう 反対に、顔一面に美色が広がり綺麗で輝いている色は、順調で諸事通達の運気です 美色とは、指を広げた時に黄色と言いますか、クリーム色といいますか、潤いの有る綺麗な明るい色が出る此の色を言っています 血色を観る時は、潤いの有る色が無い色かで吉凶を決めます
『行くに身の動ぜらるは、財を積み壽有り』 此れは歩相の事を言っています 歩く時に、上体が動かない人は財運が有って、長生きをするのです。 上体が揺れない人である 此の人物は、物質的に恵まれて、しかも長生きするという幸せな人であります。 富者自然に体厚しと言いまして、福相は身体が厚いのですね 痩せていても福相の人物であれば良いのですが、やはり福々しい厚みの有る相が良いでしょう 歩く姿が上下左右を問わず、身体が揺れる様な歩き方では財が身に付きません。 揺れている物に物は入り難いし、入ってもこぼれ出てしまいますね 何も、歩相に限った事では無く、貧乏揺すりなども含めて身体の一部や、落ち付きなく無く揺すり動かす人には財運は有りません 此の人は、心が落ち着かず浮いていますから、当然、運命も落ち着かず安定しません 街頭人相鑑定をしておりますと様々な相談が有りますが、此れから起業したいが成功しますかとよく有る相談内容ですが、此の時も心が落ち着かず浮いている者は失敗します 落ち着いていて血色の色も良い人は成功します