神異賦227乾姜の手のこと・錦嚢の拳のこと

『乾姜の手、女子は必ず善く家を持つ』 手のひらと甲の肉付きが良くて、指が細くて綺麗な女性は、家を栄えさせる。 乾姜の手と言いますのは、新生姜の様に全体に丸々としていて、弾力が有って、根本が太くて先細い上品な指をした手の事ですね ただのぜい肉でブヨブヨ太った怠惰な浪費家の手とは違います。 体・骨格の肉付きでも手の相でも、肉地に浮濁有れば肥えたるも何ぞ誇るに足らむでありますから、同じ事です 皮膚に香膩あるは、乃ち富室の令娘たりは、立派な家柄の夫人とありますが、此の乾姜の手の相も善く家を持つですから主人を助け、福分が有って家を栄えさせる相であると言うておるのです。 此の様な手の相の女性を嫁に貰いますと、家は益々栄えて人様からは、良い奥さんですねなどと言われる事になりましょう 夫人の口濶きは、先づ田宅を食して後には貧なりとなり財産を食い潰す嫁も居れば、家を益々栄えさせるお嫁さんも居る訳です 何方を貰うかは、男性の人相の運命ですね 

『錦嚢の拳、男子定めて財産を興さむ』 手のひらと甲の肉付きが良くて丸々としている男子は、決まって財産を興します。 錦嚢の拳とは、いっぱい詰まった錦の袋の様に、手のひらと甲の肉付きが良くて丸々と肥え太っている相の事を言っています。 もうひとつは金・嚢・男児とくればグッと締まったちんちんの袋とも言えますが、(泡の様にふわふわしたちんちんの赤子は早死にで、締まり有る赤子は元気に育つ)何れにしても、締まって肉付きの良い拳には違い有りません。 男子ですから拳と言っており、握り拳の状態を言っておるのです。 財産を興すとは、財産を築き上げるの意で、若い時から頑張ってひと財産つくるのですね 女性の乾姜の手と同じ事で、家を興し財を興す、そんな財運の有る手の相ということです