神異賦241頭と面の寛厚なる相と神気の澄清なる相のこと

『頭と面の寛厚なるは、福禄双つながら全く』 頭が寛く面肉が厚い人は、福禄が備わっています。 頭と面が寛厚とは、顔が寛くて肉付きが良く厚くて全体がゆったりしている人の事だ 面の皮が厚くて全体にゆったりとして、余裕の有る相をいうておるのです 此の相の人は、福と禄が双つ備わった人でとてもよろしい運命なのですが、実際には更に寿も備わっているという目出度い人であります 寿相は面の皮が厚いというのが先ず有りますからね。 但し、生命力である神気が濁っていてはいけませんよ 神気がしっかりしていての話です 神が濁って気も濁るようでは、是れ必ず貧窮の漢ですから全然駄目です 差別や馬鹿にするという意味ではなくて、純粋に人相観としてブルーシートの人や炊き出しに行って、人相調査に行きますと炊き出しに並んでいる人の相は、神気は気濁り神枯るゝの貧窮の漢の通りの人が多いです 自分は、人相見として色んな所へ人相調査に出かけるのですよ 基本的には、神異賦の相の人に会いに行くことを主とします

『神気の澄清なるは、利名両つながら得む』 神気が澄んで清い人は、利益と名誉のふたつとも得るのです。 澄清は澄んで清いの意ですから良いに決まっとる! 此処で言うのは、骨格がしっかりしていて、一見して清らかな人です。 生命力が清らかな人を言っております 神気をざっくり観ますと、清濁・正邪・強弱・善悪とこれにより、器の大きい小さいを観る事が出来ます。 此の相の人は、利益と名誉のふたつとも得る運命だと言うておるのです。 財運と名誉運がっふたつとも有るという事は結局は立身出世するということを意味します 骨格が抜きん出て立派で、其の上、神も気も清いのですから、此の者は将に遠く雲路を超える立身出世・大出世をされましょう 此れは、神異賦の立身出世の相と破敗の相を見比べてみれば一目瞭然ですね