神異賦253日月角の聳えたる相と文武の双全なる相

『日月角の聳えるたるは、必ず明君を佐けむ』 日角、月角が高く聳えている人は、必ず出世する。 日角と月角は、十三部位の天庭の左右にあります 龍骨の内側に当たります 此の日月角が高く聳えている人は、明君を補佐する位の地位に昇るというておるのです。 明君とは、賢くて秀れた君主を言います 立派な君主を佐ける地位に付くのですから、其れだけ立身出世するという意味です。 立身出世する人は額が綺麗であるか立派な相をしています 額の圧遮や、額が見苦しいなどの相では上手くありません 亦た、額の骨が削れた感じ(削偏サクヘン)になっているのは、初年(二十歳前後迄)に親との縁薄く、ご苦労が有った相とみます 何れにしても額は広くて色が良く、綺麗でなくてはいけません

『文武の双全なるは、定めて刺史たらむ』 口の相が立派な人も出世致します。 文武は唇の事 双全は上下の唇が完全な相をしているの意 唇が厚くて上下の唇の厚さが同じ・口をしっかり閉じている・唇の色艶が良い・海角が上がっている・口全体の恰好が良くて上品・無駄口をきかない・以上の相の事ですね 此の文武双全の人も立身出世します。 定めて刺史たらむですから、太守になると言うておるのです 今で言うと、知事位には成るという相です 口の相が悪いは口が悪いのですから、口が悪いのです 上品な口はいう事も上品である。 人相は見た通りですから、言う事も其のままであるという事です 人相は分かり易いのお笑