神異賦284平生の造化は・人世の玄機は

『平生の造化は、当に首めに四強に取るべし』 運命の良し悪しは、先ず、四強を見るべきです。 四強シキョウとは、顔の四隅の骨格と肉付きがしっかりしている事です 四方が強いという訳でしょうか 六府の高硬なるは、富あり自然に足ると同じ様な相だ 角顔で、肉付き良くて疵などが無い綺麗な顔を言います。 平生の造化は、運命の良し悪しの事で、当に首めに四強に取るべしは、先ず、顔の四隅の肉付きの良し悪しを観よという事です。 顔の四隅にタップリと肉が有る四強の相は運が強いのです 駝背田面、南方の人、富みて也た足ると前に有りましたが、此の田面でも有ります。 田面デンメンとは、田字面デンジメンのことである 

『人世の玄機は、須らく先ず夫の三主を観るべし』 人世の運命は須らく先ず三停を観なさい。 先ずは、其の人の運命を観よという意味です 性格がどうの・環境がどうだなんてのは気にする必要有りません 何れ、人相の通りの運命になるのだから。 『天童観相塾・人相術講座より』人相が良い人と、心が大きい人と、自分に打ち勝って自分を超えて行ける人は成功します。 その反対の人は敗者となるのです。 肝心の、その両者のどちらであるかも人相で簡単に分かります 自分に打ち勝つのも力なんですから、人相に力が有るかどうか、特に神と気の強弱が問題になります。 富相、貴相、威相、寿相の人は神気が強いのですね。 神気が弱い人は、自分に負けてしまうのですから成功しないのです。 そして、同じ神気が強くても、順風満帆であるか紆余曲折が多いかは人相そのままなんですね。 人相がスッキリと整っているか、反対に凸凹や歪みなどがあるかによって平穏か波乱が多いかが決まるのです。難しいことではないのです。 要は、富貴貧賤寿夭窮通なんですから。  大先生の仰る通りですね 自分は天童観相塾で人相術を教えて頂きましたが、当に先生ご自身が自分に打ち勝つ人だと思います。 故に、尊敬され、先生を慕う人も多いのではないでしょうか 私もその内のひとりです 次に、三主を観ます 四強の次は三主(三停)を観ます。 顔の上停、中停、下停と体の三停の上停・中停・下停の事だ 三停の平等なるは、一生衣禄に虧くること無しですから、三停が平等か不平等であるかによって、運命の流れが安泰であるか波乱万丈であるかが分かるという訳です という事で、必ず三主を観なさいという話です