神異賦59印堂の太だ窄きと懸壁の暗昏の事

『印堂の太だ窄きは、子晩く妻遅し』 印堂が窄すぎる人は、結婚が遅く、子供も晩年に授かります。 印堂は眉間の辺り 眉毛と眉毛が迫って眉間が狭く見える場合と、左右から肉が押された様に窪んだり、盛あがったりしている人の事ですね。 何れにしても、眉間が厚苦しい人です 此の人は晩婚で、歳がいってから子供が出来るという事です 主に跡取り息子の事をいっています。 眉間が窄く見えるにもいろいろですが、産毛が密生している人・眉毛が濃くて左右から迫る人・眉間をしかめろ癖があり窄く見える人など状況は様々ですが何れにしても、窄く見える人は全て当てはまります 

『懸壁の暗昏なるは、人亡び家敗る』 懸壁の色が暗く濁る人は、疾厄や失敗があり、家が傾きます。 懸壁とは、耳の下のアギト迄の範囲ですから、耳飾りが揺れて当たる所ですね 此処に暗色が現れると、本人は滅び、家は敗れるという事です 懸壁という部位は、疾厄と家内の安否を観る所ですから、暗色が現れるは本人と家族は病気や災難に注意が必要であるし、失敗して家が潰れる事も予想出来ます とても注意が必要な相です