『気色相法』
気色と血色について書いてみようと思います。 自分も人相術講座を開講していて思うのですが、 人相術の判断法としては気色相法は『花形』なんですね。
骨格相法は何だか地味な感じもするのですが、 受講生皆なの前で気色・血色・神動線・画相・などやってみせるとスゴイとか面白いとか、自分も出来るようになりたいとか云って食いつく訳で
す 自分としては気色相法はそんなにいう程 難しくはないと思っています。 気色相法で判断出来ないというのは、其の前段階のことがしっかり出来ていないからだと思います
例えば基本的なことが身体に入っていないなどですね 顔の部位の識別が出来ない、 気色と血色の違いが分からない、 顔に現れる『色』はどの様なのがあるか直ぐパッと言えないなど
気血色判断の前の話しですよね。 ならば十三部位・十二宮・顔面部位と意味を覚えることと、 どんな色が現れるのか覚えることです 色としては、美色・紅色・赤色・青色・蒙色
暗色・黒色・白色・紫色・混ざった混合色などですね。 先づやることは何処にどんな色が現れているのか識別することです 骨格相法でも気色相法でも同じことで、 判断付かないというの
は其の殆どが人相の体・用・妙の話しが分からないからです。 骨格や気血色を観察し識別する、 其の骨格や気血色の意味を判断する、 骨格や気血色の意味を離れて大局的に総合判断する
何も難しいことなどしていません 此の通りにやっとるだけなんですね。 素質とか才能とかいう前に基本のことをガッツリ本気で努力してやったのかしら 細かな技術的なことは
ありますよ 強い陽や明るすぎる所では気色は全く見えないし、 顔を左右に向いてもらったり、自分から近づいてみたり離れたりしてピントを合わせるなどのことも必要でしょう
後は実地鑑定やってたくさん経験することですよ 気色の判断も、 神導線の判断も、 血色の判断だって、 画相判断だって、 神気の識別判断だって(明暗・賑寂・清濁・正邪・強
弱・善悪・器の大きい小さいの判断)そんなに難しいわけではありません! 皆な其れを判断する為の前段階に出来ていなければいけないことが出来ていないなど、 気色 血色 神導線
画相 判断する為の準備が出来ていないだけなのである。 出来ないのは出来ない原因が必ず有るし、 出来るようになれば必ず出来るようになった原因があります。 此処を考えて自
分の実力のレベル段階を把握し一段ずつステップ上がって行けばできるのです。 実力無い状態で大ベテランの人と同じことやろうとしても、それは無理な話。
故に、 素質とか才能とかは先ず考えないで良いのです 人相術、腰据えて本気でやったらほとんどの人が出来るよ。